前回の記事で書いたように羽が重くて自立できなかった問題を直しているところなのですがあまり進んでいません。なので今回はいつもと少し違った事を書こうと思います。
少し前に知り合いにSDガンダムなどの組み立て説明書をどう作っているのか教えてほしいと言われた事があったので、今回はそれについて書いていきます。
設計を始めた頃は3Dモデルのスクショをとる→それをイラレでトレース→レイアウト→番号振りという手順をとっていたのですが今は少し違った方法を使っています。
最近僕が使ってるのはGoogle Skechupというプログラムです。大学の方で建築を勉強していて普段このプログラムを他のプログラムと一緒によく使うのですが、ある機能をペパクラの説明書作りに使えないかと試してみたらうまくいったので紹介したいと思います。
手順としてはまずペパクラの3DモデルをSketchupに読み込みます。(今回は今設計している1/60ウィングの腕のモデルの一部を使っていきます)

次にスタイルの設定パネルで3Dモデルのプロファイルを表示します。

以前のステップを行う事によって以前よりパーツ事に輪郭が太くなっているのが分かるでしょうか

次にパーツ事に分離していきます。ここはスクショ→トレースで行っていた手順と同じです。

ここは好みで行っているのですが、説明書上で矢印にあたる線を追加しておきます。

その後モデルの表示設定で面の表示をオフにし線画状態にします。

こんな感じになります

最後に書き出したいアングルにカメラを合わせます。それからプリントダイアログを開きベクトルプリントのチェックボックスがオンになっている事を確認しpdfで保存します。(こうする事でイラレで開いてベクトルとして編集出来ます。)

イラレで線の太さ、矢印、いらないところの消去など編集するとこんな感じになります。今回はすべてのパーツを同時にばらす感じで紹介しましたが、パーツ単体でも簡単に出来ます。

今回の記事はかなり長くなってしまいましたが、この方法は3Dモデルのスクショをとってそれをトレースする方法よりも速く効率よく作業出来るのでオススメです。是非試してみてください。(あと試してみてわからないところがあれば気軽に聞いてください)次回は修正した脚を見せれたらいいなと思います。またの訪問お待ちしております。